恋は雨上がりのように
ようやく社会人になって出無精なのを直そうと思い
休日は出来る限り外出しようとしてるんだけど、今日はあいにくの雨。すっとあ、め。
雨には勝てない。うん、傘さしてもどこかしら濡れるしリュック背負ってたら
100%濡れる。なによりスニーカーが濡れて汚れて靴下ぐちゅぐちゅの三点セットが気に入らない。
こーゆう日は部屋で読書か映画見るかの二択ぐらいしか持ち合わせてないから
気分的に映画をチョイス。
最近は女優の小松菜奈さんにはまってて、前から綺麗な人だなとは思ってたけど
演技みてると不自然さが一切なくてそのナチュラルさに魅力を感じてて
前から気になっていた「恋は雨上がりのように」を見ることに。
ま、ちょうど雨だしね。
率直な感想として、恋っていいなと思わされる映画だった。
大泉洋さん演じるファミレスの店長に、小松菜奈さん演じる女子高生、橘あきらが恋をする。
店長は45歳であきらは高校2年生だから17歳くらい。親子ほどの年の差。
映画ならではのストーリーだとは思わされる。現実にはないとは言い切れないけど、ちょっと非現実的。
ただ、なぜか不自然さが感じられない。
まっすぐな心をもった、夢をなくして絶望していたあきらに
店長の優しさがしっとりしみわたって、惹かれていく流れがちゃんと描かれているし
なにより大泉さんと小松菜奈さんの演技が上手いなと思う。違和感 is どこ、て感じ。
店長のことが好きになってから、あきらの真っ直ぐな気持ちを表していく姿勢、それぞれの葛藤がありながらも逃げずちゃんと向き合っていく。
また映画名にもあるように、劇中に何度も雨のシーンがでてくる。
ストーリーの展開と紐つけられてて、ことあるごとに雨。
ただ、そこに重苦しい空気感はなくて
むしろ雨っていいなと思わされる雰囲気さえある。
小松菜奈さんの影響かもしれない。雨のシーンにおいてかわいさが際立ってる。雨で映えてる。すごいなー。
なにがよかったかって、お互いにいい影響を受けていること。
正直店長からしたらあきらを恋愛対象としてみるのは
年の差てきにきびしいものがある。あきらもそれを知っていながらも少しでも近づこうとするし、店長に正論いわれて断られてもまだ恋心をいだいている。
ただ、店長と出会うことでまた陸上と向き合う決心をしたし
その姿に感化されて店長も小説を書きはじめる。
それぞれまた夢にむかって進んでいくことが素晴らしいなと。
どんな締めくくりにするんだろう、と見ながら思ってたけど
前向きな、ハッピーエンドと言っていい終わり方だった。
その後も見たいなー、同じキャスティングで。
出会ったことがすべてだったんだ、なと。
続編はアニメか漫画でみようと思いました。
最後のフロントメモリー、て曲も良かった。これからヘビロテしますこれは。
なにより今日が雨でよかった。